コラム『百姓のまなざし』

『彼岸花とまこも』

お米の配達をしていると、最近あちこちに彼岸花が咲いていて、目を奪われてしまいます。

私の田んぼではマコモが彼岸花と稲穂に挟まれて株を実らせていました。

彼岸花が咲く頃にマコモができる
ハヤトウリもできる

自然がリズムを教えてくれる

でも、実は人が手入れをしていないと、この自然のリズムは現れてこない

遊休地になり、荒れていく農地にはこういった自然の合図がない

農村の景色とはそういうものなのだ

整った農村の風景がある場所には

必ず百姓の仕事がそこに存在している

百姓仕事とは自然の合図を生み出すことのできる尊い仕事なのだ