田んぼを耕していると一羽のカラスさんがせっせと餌取り
ゆっくりと耕しているから、カラスさんが『まだか』と
待ちぼうけてるような素振りを見せる
待ちきれず、どこかに飛んでいったと思ったら、
『もう掘れた?』
といった感じでまた戻ってくる
時には、すぐ近くにまで近寄ってくる
こちらが顔を向けると、目をそらして『私は何もしてません』と言った顔をする
そんなことを何回も繰り返しているといつの間にか仕事が終わりに近づく
耕された田んぼのデコボコを、ヘコヘコと歩くカラスさんがかわいかった
夕方頃、干したヨモギを回収しにいくと、コゲラが枯れたタラの木をつついていた
コゲラは日本で一番小さなキツツキだ
動物たちが、活発に動き出したように
彼らには百姓が活発に動き出したように見えているのかもしれない