先日、戸隠神社にお参りに行ってきました。
入り口を通って杉並木の道を通っていると、狐さんが現れてくれました。
ぴょんぴょんぴょんと杉並木を挟み、私たち夫婦と併歩して去っていきました。
何か歓迎を受けたようでとても嬉しい気分になりました。
次の日は中社へとお参りに行きました。
3本杉が3角形を作り圧巻でした。
実は途中あえて、峠を越えて中社に向かいました。
そこで、目にしたのは昔から続いているであろうと思われる農村の集落です。
標高の高いところでしたが、いくつかの集落を通過しました。
私たち日本人は、自然と共に生きていました。それで生きて行けました。その証拠がこの写真です。
農を土台とし、自然と暮らし、永続性のある生き方をしていました。
それぞれの小規模農家が自然と集まり自然村を作り、入会地などの共有地を持ち、持続と安定を創り上げました。
先人たちの生き様と知恵を、峠を越えて感じることができます。
循環で生きる個々の農家が集まり農村ができる、そこに農村の循環が生まれ循環の拡大が起こる。
小さな循環の集合体
その渦の発生を、今この国は必要としています。
自分がその渦を起こせる一手を打てるだろうか。
そこに何かしらの使命を感じる今日この頃であります。