ハクセキレイちゃんとカラスさんが田おこしの仕事中にやってきた
私は米を作るために耕している
ハクセキレイちゃんも虫を捕まえて食べるためだ
よく考えてみたら、鳥も私も自分の食べるもののために体を動かしている
鳥さんも私も、俯瞰してみれば田んぼで一緒に仕事をしている仲間だ
ハクセキレイちゃんが去った後は、すぐにカラスさんがやってきた
どうやら、お目当てが見つからず上から眺めて見物して去っていった
去年と変わらず、やってくるこの光景
いつも変わらずできること
農の世界にとって、このいつもと変わらないということが
実はとても尊くて大切な贈り物なのだ