コラム『百姓のまなざし』 百姓の奥義 wataru 2023年4月16日 百姓の世界は 信じて待って受け取る世界である 風を吹かすことはできない 取りに行くものでもない 風が吹くのを待つのである 雨が降るのを待ち 山から流れてきた水を受け取る 季節が来るのを待ち 花が咲くのを待つ やがて実がなり、種がつく 百姓は信じて待ち やって来る自然の力を融合させるのである そして、その証が できた作物である すなわち、天地自然の法則の中で 信じて待つことこそ 百姓の仕事の奥義なのだ
コラム『百姓のまなざし』 アザミ 2023年6月22日 wataru 私の田んぼの畦や土手にはアザミがよく生えています。 草刈りをしているとき、アザミを見つけるとアザミを残して草刈りを続けます。 田んぼの草刈りは地主さんもしてくれているの …
コラム『百姓のまなざし』 誰か田んぼやってくれる人おらんかな? 2023年6月20日 wataru 「誰か田んぼやってくれる人おらんかな?」 大阪から長野に移住をしてきてからこんな言葉をしばしば聞くことが多かった 日常会話のほんのひとコマだったのであまり気を留めずに流 …
コラム『百姓のまなざし』 空に田んぼがあった 2023年6月17日 wataru 夜、田んぼに水を入れにいく 水見なので、畦を歩き下ばかりを見ている だが、ふと空を見上げると そこにもう一つ大きな田んぼがあった なんだ天も地も同じじゃない …